*小説を携帯などからUPするスペースです。(かなり自分用です。)
*小話からプチ長編や、本編もちょくちょく更新すると思われます。
*かなりぶつ切りです。
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*コメントでの感想なども歓迎です。
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ブレス!!
速度増加!!
キリエエレイソン!!
支援完了で準備よーし。
心の準備よーし。
「ヒショウ~一緒にお風呂入ろう~w」
さあ来い!必殺のエチャントポイズン付きのソニックブロウ!!
「………わかった。」
………へ?
というわけで、今僕は宿のせまーいバスルームの浴槽に恋人と浸かってるわけです。
狭い。
ヒショウ、体格がいいわけじゃないけど身長があるから狭い。
僕は最上級に幸せだけど。
向かい合って足を交差させてお湯に浸かる。
…かさが増すから節約にはいいかも。
二人の間にぷかぷか浮いてるアヒルちゃんをヒショウの方に弾いたら、弾き返されてアヒルちゃんが僕のとこに泳いで帰ってくる。
それをまた向こうに追いやって、でもまた返されて…
って、大の大人の男が狭い風呂に入ってアヒルで遊んでるとか、すごい異様な光景。
ヒショウもそう思ってるらしくて、ちょっと呆れたように笑ってる。
濡れた黒い髪ぴったり肌にくっついて、雫を垂らしてて綺麗だなあ、水も滴るイイオトコってやつかな。
「あ。脇腹のとこ傷。」
「まだシーフだった時についたやつだろ。」
「結構大きいね。」
ヒショウの脇腹の白い古傷を手の平で撫でた。
さりげないスキンシップとセクハラ。
でも本人は全然きにしてないみたいだ。
「…お前よりは傷はない。」
「僕は真っ先に突っ込む猪突猛進型だもん。」
「自慢になってないな。」
前髪を掻き上げながら笑う何気ない動作に心臓が高鳴った。
こんな至近距離で、しかも濡れて全裸。入浴剤がなかったらやばかったかも、これは。
視線を反らせて気を紛らわせるのに話題をふった。
「ヒショウ、なんで今日は一緒に風呂に入ってくれたんだ?」
彼は標準をなくして、視線を上の方に向けた。
何か悩むみたいに。
「……俺達、さ……恋人関係…なんだよな…一応。」
「違うって言われたら僕泣きながらウンバラバンジージャンプを湖じゃない方に飛ぶよ。」
むしろ今『一応』とか付けられた時点でそこの窓から飛びたい。
「いや、関係を否定するんじゃなくて、実感がなくて…な。」
「そりゃあ、あんま公言しないし、ヒショウはべたべたするの嫌いだし。」
やっぱ男同士ってのはねえ…僕は恋は盲目って感じで気にしないし、ヒショウは心が広いというか偏見がないけど
やっぱ周りからはイメージ的視覚的にもよくは映らないってわかってるもんね。
「…嫌いなわけじゃないが、したいと思わない。いちゃついてる恋人の精神がよくわからない…。」
なーるほど。
「でも、僕がそうやっていちゃつきたがってると思って、恥ずかしいの我慢して一緒に入ってくれた?」
抱きたいってのはまあ動物の性だから仕方ないけど、一緒にお風呂なんてしなくても済むことだから、ってヒショウは全く取り合ってくれなかったから。
今日は何かいろいろ思うことがあって付き合ってくれたに違いなかった。
「……恥ずかしいというか、馬鹿らしいと思っただけだ。」
「そっか。」
その頬っぺたが赤いのはお湯のせいなのかなあ…
「でもさ、無理して周りのカップルの真似なんかしてくれなくていいよ。
恋人だ!って僕が言い張るのはヒショウとベタベタしてたいんじゃなくて、ヒショウが誰か他の人と恋人になるのが嫌だったから。」
親友って枠組みだったけど、僕らは今まで誰よりも近くにいたじゃないか。
「あ、ヒショウってなんかツンデレっぽいな。」
「…は?」
いつも人目があるときは恋人のこの字も出させてくれないのに、でもこうやってお風呂一緒に入ったり恋人関係について真面目に考えてくれたり。
そんな優しいヒショウが、僕は好きだな。
「こうやって時々風呂とか一緒に入れたら嬉しいな、ってだけ。」
「…よくわからんが、分かった。」
そう答えた彼の顔は、その瞬間に目に見えて赤くなった。
「っ!!」
「ぐぶえっっ!!!」
つい、興奮して彼に迫ってお湯の中で体に触ったら
神速の平手が飛んできた。
油断、至近距離、ダブルアタック、いろんな要素が入って強烈。
「調子に乗るな、赤い血の風呂にするぞ。」
「ご、ごめんなさい……」
でも顔はにやけたまま直らなくて、仕方なくヒショウに見えないように平手されて横を向かされ固まったままで謝った。
まあ、ヒショウはツンデレじゃなくてツン8に対してデレ2くらいかな…ってのは分かった。
のでこれからあんまデレを求めない方向で行こう。ビンタ痛いし。
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僕は最上級に幸せだけど。
向かい合って足を交差させてお湯に浸かる。
…かさが増すから節約にはいいかも。
二人の間にぷかぷか浮いてるアヒルちゃんをヒショウの方に弾いたら、弾き返されてアヒルちゃんが僕のとこに泳いで帰ってくる。
それをまた向こうに追いやって、でもまた返されて…
って、大の大人の男が狭い風呂に入ってアヒルで遊んでるとか、すごい異様な光景。
ヒショウもそう思ってるらしくて、ちょっと呆れたように笑ってる。
濡れた黒い髪ぴったり肌にくっついて、雫を垂らしてて綺麗だなあ、水も滴るイイオトコってやつかな。
「あ。脇腹のとこ傷。」
「まだシーフだった時についたやつだろ。」
「結構大きいね。」
ヒショウの脇腹の白い古傷を手の平で撫でた。
さりげないスキンシップとセクハラ。
でも本人は全然きにしてないみたいだ。
「…お前よりは傷はない。」
「僕は真っ先に突っ込む猪突猛進型だもん。」
「自慢になってないな。」
前髪を掻き上げながら笑う何気ない動作に心臓が高鳴った。
こんな至近距離で、しかも濡れて全裸。入浴剤がなかったらやばかったかも、これは。
視線を反らせて気を紛らわせるのに話題をふった。
「ヒショウ、なんで今日は一緒に風呂に入ってくれたんだ?」
彼は標準をなくして、視線を上の方に向けた。
何か悩むみたいに。
「……俺達、さ……恋人関係…なんだよな…一応。」
「違うって言われたら僕泣きながらウンバラバンジージャンプを湖じゃない方に飛ぶよ。」
むしろ今『一応』とか付けられた時点でそこの窓から飛びたい。
「いや、関係を否定するんじゃなくて、実感がなくて…な。」
「そりゃあ、あんま公言しないし、ヒショウはべたべたするの嫌いだし。」
やっぱ男同士ってのはねえ…僕は恋は盲目って感じで気にしないし、ヒショウは心が広いというか偏見がないけど
やっぱ周りからはイメージ的視覚的にもよくは映らないってわかってるもんね。
「…嫌いなわけじゃないが、したいと思わない。いちゃついてる恋人の精神がよくわからない…。」
なーるほど。
「でも、僕がそうやっていちゃつきたがってると思って、恥ずかしいの我慢して一緒に入ってくれた?」
抱きたいってのはまあ動物の性だから仕方ないけど、一緒にお風呂なんてしなくても済むことだから、ってヒショウは全く取り合ってくれなかったから。
今日は何かいろいろ思うことがあって付き合ってくれたに違いなかった。
「……恥ずかしいというか、馬鹿らしいと思っただけだ。」
「そっか。」
その頬っぺたが赤いのはお湯のせいなのかなあ…
「でもさ、無理して周りのカップルの真似なんかしてくれなくていいよ。
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親友って枠組みだったけど、僕らは今まで誰よりも近くにいたじゃないか。
「あ、ヒショウってなんかツンデレっぽいな。」
「…は?」
いつも人目があるときは恋人のこの字も出させてくれないのに、でもこうやってお風呂一緒に入ったり恋人関係について真面目に考えてくれたり。
そんな優しいヒショウが、僕は好きだな。
「こうやって時々風呂とか一緒に入れたら嬉しいな、ってだけ。」
「…よくわからんが、分かった。」
そう答えた彼の顔は、その瞬間に目に見えて赤くなった。
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「調子に乗るな、赤い血の風呂にするぞ。」
「ご、ごめんなさい……」
でも顔はにやけたまま直らなくて、仕方なくヒショウに見えないように平手されて横を向かされ固まったままで謝った。
まあ、ヒショウはツンデレじゃなくてツン8に対してデレ2くらいかな…ってのは分かった。
のでこれからあんまデレを求めない方向で行こう。ビンタ痛いし。
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